教育・研究スタッフ
平原 誠 准教授

平原 誠  HIRAHARA Makoto

脳情報研究室

脳に学ぶ
生物の脳は現在のコンピュータにはない高度で柔軟な情報処理を行っている.本研究室では,脳の情報処理の仕組みを解明し,それに学んだ情報処理技術を開発することを目的とし,“運動視”や“記憶”を主なターゲットに据えて工学的および心理学的な側面から研究に取り組んでいる.運動視とは,飛んでくるボールの動き(視野の一部分での運動)や車窓から眺めた時の景色の流れ(視野全体の運動)などを捉えることであり,危険を回避しながら外界を自由に動きまわる生物にとって不可欠な機能である.記憶も日常生活に欠かせない機能であり,その柔軟性のおかげで,全く新しいデザインの新車を見ても「車」であると認識できるし,その新車を,全く別の車で培った運転方法を適用して操ることもできる.こうした情報処理をいとも簡単にやってのける脳は将来技術のお手本であって,その解明は,未知の状況に対しても柔軟に認識し判断して行動する自律型ロボットなどの開発に結びつくものと期待できる.

研究テーマ
担当科目
研究業績及び受賞歴
著書
学会活動・社会活動
学生の皆さんへのメッセージ


研究テーマ
運動視や記憶に関する工学的および心理学的研究
組合せ最適化(メタヒューリスティクス)
機械学習
応用心理


担当科目
【理工学部】
情報工学入門、プログラミング言語C、プログラミング言語C演習、人間工学、最適化数学、情報工学実験Ⅰ、情報工学実験Ⅲ、情報工学ゼミナール、PBL、卒業研究、卒業研究ゼミナール
【大学院・理工学研究科】
脳情報処理特論1、脳情報処理特論2


研究業績及び受賞歴
法政大学学術研究データベースをご覧ください。


著書
Associative memory. In M.D.Binder, N.Hirokawa, U.Windhorst (eds.). Encyclopedia of Neuroscience (pp.195-201). M.D.Binder, N.Hirokawa, U.Windhorst (eds.) pp.195-201 Springer, Berlin Heidelberg New York. 2009/02


学会活動・社会活動
【学会活動】
電子情報通信学会
日本神経回路学会(理事2001~2005,編集委員2001~2004)
日本視覚学会
日本知能情報ファジィ学会(脳と知覚研究部会幹事2004~2010,ブレイン・コンピューティング研究部会幹事2011~2015,しなやかな行動の脳工学研究部会幹事2016~,知的制御研究部会幹事2016~)
各会員


学生の皆さんへのメッセージ
皆さん,自分自身(の脳)がもの凄い情報処理をしていることに気づいたことはありますか?先生の話を聞き,黒板を見てノートを取り,頭を掻きながら思考し理解しているロボットが隣の席に座っていたらとても驚くことでしょう.かなり大風呂敷を広げましたが,脳の情報処理に一歩でも近づけたらと思っています.