知的情報処理研究室
研究室HP: http://iyatomi-lab.info/
機械学習技術をコアとした新しい価値の創造
機械学習技術の基礎および実践的で独創的な応用について、楽しく精力的に研究を行っています。
研究テーマ
担当科目
研究業績及び受賞歴
著書
学会活動・社会活動
学生の皆さんへのメッセージ
研究テーマ
(1) 植物病の自動診断およびその関連技術:
・写真を撮るだけで野菜、果物の病気が分かるシステムの構築
・植物病自動診断に関連する各種関連技術(画像生成、超解像など)
(農林水産省、内閣府受託プロジェクト)
<農研機構(国研)、24府県の農業技術センター、企業等と連携>
(2) 医用応用:
・皮膚がん、胃がんの自動診断技術およびその関連技術
・脳MRI画像を用いた類似症例検索技術およびその関連技術
<東京女子医科大学、東海大学医学部、Johns Hopkins University等との共同研究>
(3) 自然言語処理(natural language processing: NLP)技術 / 画像認識技術:
・深層学習技術を応用した精度と解釈性を両立したNLPモデルの構築
・日本語、中国語など文字形状に注目した独自のNLPモデルの構築
・効率のいいweb広告の作成支援技術(購買予測、終了時期予測など)
・優れた画像captioning技術の基礎(学習法)ならびに、実応用(視覚障害者支援)
<企業との共同研究>
(4) セキュリティ応用:
・Android malware検出
・web application firewallの構築
(5) 機械学習基礎:
・頑健性、精度が高く、かつ説明性の高い低次元表現の獲得、学習法の開発
担当科目
【学部】
自然科学の方法 (1年春)
情報工学入門(1年春:分担)
プログラミング言語C++(1年秋)
情報工学実験Ⅰ(2年秋)
情報工学ゼミナール(3年春)
機械学習演習(3年秋)
情報工学実験Ⅲ(3年秋)
Project-based Learning(3年通年)
卒業研究、同プロジェクト(4年通年、4年秋)
Introduction to Computer Science and Information Technology (global秋: 分担)
<過去の担当>
情報処理技法(1年秋)
情報理論(2年春)
プログラミング言語Java(2年春)
画像工学(3年春)
パターン認識(3年秋)
【大学院】
Intelligent Information Processing I / II (春、秋)
科学技術文技法(秋:分担)
情報工学特別実験 I / II(通年)
情報工学特別研究 I / II(通年)
研究業績及び受賞歴
【主要な研究業績】
法政大学学術研究データベースをご覧ください。
【受賞歴】
IEEE IECBES2020国際会議 Best Paper Award (student category) (2021/3)
情報処理学会 第82回全国大会 学生奨励賞 ×3(2020/3)
NLP若手の会 第14回シンポジウム 奨励賞 (2019/8)
情報処理学会 学生奨励賞 x2(2019/3)
IEEE CSPA Best Paper Award (2018/3)
情報処理学会 学生奨励賞 x2(2017/3)
Butterfields award (2011/3)
COE研究員最優秀研究(慶應義塾大学 21世紀COE情報・電気・電子分野)(2007/3)
日本医用画像工学会奨励賞 (2005/7)
SCIS/ISIS2004 Recognition Award (2004/9)
Hewlett-Packard Company Star Award (2002/4)
著書
・画像・情報処理 尾川浩一 第10節~第12節 PP.230-281 国際文献社 2018/02/25
・Dermoscopy Image Analysis Chapter 4: A State-of-the-Art Survey on Lesion Border Detection in Dermoscopy Images, 2015/08
・医用画像工学ハンドブック Part II (分担) 日本医用画像工学会 2012/09/15
・画像ラボ 彌冨 仁 日本工業出版 2010/05
・New Developments in Biomedical Engineering pp.183-200 IN-TECH ISBN: 978-953-7619-57-2 Editor: Domenico Campolo 2010/01
学会活動・社会活動
IEEE
電子情報通信学会
医用画像工学会
日本医学物理学会
知能情報ファジィ学会
情報処理学会
言語処理学会
各会員
学生の皆さんへのメッセージ
「研究」というと難しく聞こえますが、これまでのいわゆるこれまでの「勉強」とは違って(もちろん大事なベースになるのですが)興味のある分野のことを追求していくとても楽しいものです。成果を手に、学会や国際会議、あるいは論文で成果を発表する充実感、また自分の成果が世界で活用されていく体験を実際に経験してもらいたいと思います。
コロナに負けず、世の中の様々なものを変える、新しい価値の創造を目指して一緒に挑戦してみませんか?